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カルピスソーダとは

2016/07/05

「カルピスソーダ」
とは、カルピス株式会社が製造している乳清炭酸飲料で、アサヒ飲料が販売している商品です。

元々カルピスは濃縮タイプの乳酸飲料で、昭和の時代に多くの家庭で親しまれていました。
しかし、自動販売機の普及によって缶入り飲料が普及してくると、瓶入り飲料であったカルピスの需要も徐々に低下していきました。
そこで、カルピスも自販機商品として売り出すため、缶入り飲料の開発に乗り出しました。
開発の際、従来同様にカルピスを水で割っただけのものを商品化した場合、自販機商品のように長期保存する際に品質の劣化が懸念されました。
そのため、カルピスを炭酸水で割ったこの乳清炭酸飲料が誕生したのです。

この商品が販売される際には、
「白くはじけるカルピスソーダ」
というキャッチコピーが付けられました。
炭酸飲料でありながらも、カルピスの味をしっかりと感じられるよう微炭酸となっているので、お子さんでも飲みやすくなっています。

最近では、ダイエット飲料としてゼロカロリー飲料が注目されていますが、この商品でも2000年代初めから
「ノンカロリー」
として販売されており、2008年に
「ゼロカロリー」
と名称を変えて販売されるようになりました。

カルピスソーダのお役立ち情報について

1973年にカルピスソーダが商品として販売されるまでには、何度かの試験販売が行われています。
その第一弾は、1972年に中京地区を限定として
「カルピコ・プラムソーダ」
という商品名で販売されました。カルピスがより手軽に飲めるということで、販売も好調でした。
これを機に、1973年には
「カルピコ・グレープフルーツ味」
を全国規模で販売を開始し、そして1973年8月に
「カルピス・ソーダ」
が販売されました。

販売当初は首都圏に限定して発売され、自動販売機での普及と共にその売り上げも伸びていきました。
そして全国規模でも販売されるようになったのです。
自販機商品として好調な売り上げを伸ばしていたことを受け、オレンジ・イチゴ・メロン・コーラなどの味のラインナップも増えていきました。
1973年の首都圏限定販売当初は、250mlの細長い缶で発売され、1979年のオレンジ・グレープフルーツ味、1982年のプラム味も250ml缶で発売されました。
その後、1983年には300ml缶での販売となり、その後1989年には350ml缶での発売となって現在に至っています。現在では、160mlの飲みきりサイズから1.5Lのファミリーサイズまで、豊富なラインナップが用意されています。

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