AED搭載機とは
2016/05/24
自販機にAEDを設置するメリットは、やはりいつでも使える便利さです。
AEDは心肺停止患者が発生してから、いち早く使用しなければほとんど効果がありません。
しかし、現在の設置状況では、数分以内に患者の元に届け、電気ショックを実施するのがほぼ不可能です。
そのような状況を打開するために、日本全国で大型商業施設を中心にAEDの設置が進められています。
しかし、そのほとんどが、夜間には閉店してしまい、使用したくても使用できない状況に置かれています。
近年では24時間営業のコンビニエンスストアなどへの設置も奨励されていますが、まだまだ設置数は増えていません。
そういったことを考えると、AED搭載機の自動販売機が増えれば、いち早く必要としている人のところへAEDを届けることができます。
自動販売機は普段何気なく使用していますが、不思議なことに自然と場所を覚えてることが多く、設置することにより、救急現場にAEDが届くのに効果を発揮すると思われます。
このような効果が期待されており、一般の人のAED使用率の向上により救命率が上がることが期待されています。
AEDを使用するしないでは、大きく救命率が変わってくるので、一般の人の利用率が上がり、救われる人が増えることが望まれます。
AED搭載機のお役立ち情報について
AED搭載機の自動販売機の設置が進められています。
大型商業施設や駅などの公的機関には現在、多くのAEDを設置されています。
しかし、そのような人が多く集まる施設では、多くの人が訪れるため、人ごみや、展示物に紛れてしまい、AEDの場所に気づきにくい傾向があります。
そこで、自動販売機にAEDを設置することによって、迅速に心肺停止患者のところへAEDを届けることができます。
無数にある商業施設や、公的機関のAED設置場所を覚えるのは難しいですが。普段何気なく利用する自動販売機の場所は、不思議と覚えていることが多いです。
自販機のコーナーは大きく看板を掲げていることが多いので気づきやすいはずです。
このように設置できると、万が一急病患者が発生した場合に、近くの自販機からAEDを取り出し、迅速に届けることができます。
AEDは使用に関して一切無料で使うことができます。目の前で倒れた人や、様子がおかしい方を見かけたら、声をかけ、AEDの手配を頼みましょう。
その際に自販機にあることを知っていることで、スムーズな手配につなげることが可能です。
AED搭載機を設置するメリットはこのようにたくさん存在します。手遅れにならないためにも、できるだけ早い配置を願いたいものです。