カウンターとは
2016/06/22
カウンターとは、自動販売機に内臓されてある、売上個数や、売上金額を算出することができる機械のことです。
売上個数は全体の売上個数も商品毎の売上個数も算出することができます。
また、1コラム毎の売上金額も算出することが可能です。
1コラムとは、ひとつのボタンに対応する補充スロットのことになります。
夏場の暑いシーズンに、同じ商品が2つ3つと並べて売っている自動販売機を目にすることがあると思います。
その場合は2コラム、3コラムを1グループとして計算した売上個数、売上金額も表示させるといったグループ機能も内臓されています。
補充するスタッフが自動販売機の売上を確認する場合は、本体に付属されているリモコンで管理することになります。
ただし、リモコン操作には注意が必要です。
それまでの売上実績を誤ってクリアしてしまい、新たにカウントを始めた場合、カウンターを一度リセットしてしまっているために、それまでの売上を戻すことができません。
つまり、せっかく計測していた売上がわからなくなってしまうのです。
カウンターを扱う際は、細心の注意が必要です。
要するに、自動販売機内のカウンターは自動販売機内の商品売上に関する全ての詳細をカウント、管理している機関です。
カウンターのお役立ち情報について
カウンターのお役立ち情報について説明します。
これまで説明してきたとおり、この機械は全体の売上個数、商品別の売上個数、売上金額を詳細に管理しています。
つまり、どの時期にどれくらいの商品が売れたかが細かくわかるのです。
そのため、非常に精度の高い在庫管理を実現することができます。
在庫管理を正確に行うことができれば、無駄な在庫を持つ必要がありません。
そのことにより、常に売れる商品だけを発注し、売れる商品だけを補充すれば良いのです。
また、ボタンがいくつもあるからといって、別々の商品を並べる必要はありません。
たまに、極端に同じ商品ばかりを並べているのを目にすることがあります。
これは、その所有者が、細かく売上を分析した結果、その商品が特によく売れていると判断し、並べているのです。
このことにより、無駄な在庫を抱える必要がなくなります。
そのため、効率よく販売できるのです。
なぜ、在庫を持つことが良くないかといいますと、特に飲料の場合、缶やペットボトルに入っているといっても、必ず賞味期限が存在します。
賞味期限を過ぎる、または近くなってきた商品は、基本的に販売できません。
廃棄リスクを伴うのです。そうならないために、在庫分析はとても大事なのです。