ラックとは
2016/05/22
自動販売機用語の中に、ラックと呼ばれるものがあります。このラックとは簡単に言うと、飲み物を入れる棚の事になります。
現在では、日本全国至る所に自動販売機があります。例えば町中に置いてあるのはよく目にしますが、病院の中や薬局の中、映画館やゲームセンター、変わった所では登山道などにも設置されています。
また寒い地域に設置されている事もあれば、暑い地域に設置されている事もあります。
なので、自動販売機には冷たい飲み物や温かい飲み物を置いておく必要があります。
その為多くの自動販売機にはラックがつけられており、冷たい商品と温かい商品と両方を収納しています。
このラックには大きく分けて2種類が存在しまていて、一つはコールドでもう一つはホットになります。
冷たい飲み物と温かい飲み物を内部で分けるためにホットとコールドを用意し、どちらにも対応できるようになっています。
なお暑い地域ではコールドの割合が多く寒い地域ではホットの割合が高くなっていますが、全国的に見ると季節によって割合が変わっています。
また夏場はコールドが多くなり冬場はホットが多くなりますが、どちらか一方が完全に無くなってしまうと言う事は無いとされています。
ラックのお役立ち情報について
基本的にホットとコールドを切り替えて使っていますが、どちらにも切り替える場合でも時間がかかることが一般的になっています。
と言うのも飲み物を温める場合でも冷やす場合でも必ず時間が必要になるので、どこに設置されている自動販売機でも切り替え直後は温度調整中の札が貼られる事があります。
ただ温度調整が終わった後でも、温かい商品や冷たい商品をぬるいと感じる事があります。
これは販売機の構造上仕方のない事とされていて、内部で温めたり冷やしたりできるスペースに限りがあることが原因になるとされています。
基本的にはラックで温めたり冷やしたりしていますが、その温度は取り出し口に近いほど温かかったり冷たかったりします。
長時間置いておくと熱くなりすぎたり冷たくなりすぎてしまうので、それに対する措置として取られているのですがこれが問題になる事があります。
例えば極端に暑くなったり寒くなったりした時には、内部で温度調整が間に合わず加熱や冷却が不十分のまま販売されてしまいます。
なので自分の直前に商品を購入した人がいれば、同じ物を買う事は避けるか時間をおくなどして十分な加熱や冷却がされてから購入する事が良いとされています。