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人感センサーとは

2016/05/13

電気関係の部品ならスイッチは必ず組み込まれています。
パソコンもたくさんのスイッチが集まって起動しています。その中でも、人感センサーとは生物から出ている遠赤外線を感知する事でON・OFFするスイッチです。
わざわざスイッチを押す必要はなく、その場所に行ってその遠赤外線を感知してもらうだけで勝手にオンオフしてもらうことができるのです。
消し忘れの心配はありませんし、両手がふさがっている状態でも大丈夫です。

人感センサーの機能がついていれば24時間フル稼働する必要がありません。
人がいる時にだけ明るく照らせばよいのですし、いる場所だけを冷やしたり温めたりしておけばよいのです。
そのため省エネにつながります。

遠赤外線はすべての生き物から出ています。
人間が近づいたときだけでなく犬や猫などの動物が近づいてきても同じように反応してしまうのはデメリットと言えるでしょう。ただ一日中フルで電気が使われ稼動しているのに比べれば、そのようなときにも電気代が消耗されたといってもそれほどのマイナスではありません。

さまざまな機械で使われている人感センサーですが、自動販売機にも同じように付いています。
省エネ自動販売機として活躍しているのです。

人感センサーのお役立ち情報について

自動販売機の人感センサーは単純に人が来たからということで照明がつくだけの単純なものだけではありません。
次世代型の中には季節や時間に応じたおすすめ品を提案してくれるものもあります。
人が近づくとフル点灯してくれるだけでなく挨拶してくれるものもあります。
機械相手とはいえ愛想よく対応してもらえると愛着がわき、購買意欲もわくというものです。
もっとも犬や猫に対しても同じように挨拶してしまうのは困ったものですが。

一般のお店だと夜の営業時間外の時間は電気を消して機械を止めています。しかしながら自動販売機は24時間営業です。
その間ずっとフルで電気が使われていて、商品購入によって得られる利益より電気代の方が高くなるようでは困ります。

人感センサーだけでなく最近は学習機能のついたものもあります。
どの時間帯にどれくらい飲み物が売れているかという販売傾向を学習し、それに合わせて必要な時間に必要な分だけ商品を冷やすようにしているのです。

これらの機能のおかげで電気という大切なエネルギーが無駄に使われることが少なくなり省エネになっているのです。時間帯だけでなく季節に応じても冷やし方は毎日異なり、最適な温度のものがすぐに出てくるようになっているのです。

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