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調光とは

2016/06/27

調光とは、もともと照明器具から発せられる光の調整を行うことをいいます。

一般的に光の明るさのコントロールがよく知られていますが、そのほかにも色の違いや、光の角度の変更などが含まれます。
これらのうち、自動販売機における調光とは、販売商品を照らす光の明るさの調整システムを指します。
これは時間帯や利用者の有無によって、不必要な照明を消したり、明るさを抑えたりする機能です。
当たり前のことではありますが、店舗などとは異なり、人の手によって照明の調節を逐一行うことはできません。

そこで、照明時間をあらかじめセットできるタイマーや、周囲の明るさや人の有無を感知するセンサーなどをシステムに組み込みます。
これらが動作することで、照明の明るさを必要に応じて自動調整することが可能になります。

例えば、オフィスのように利用される時間帯が限られる場所であれば、調光システムのタイマーがあることによって必要な時間帯のみ照明をつけることができるようになります。
また、屋外であれば周囲の明るさや、人が近づいてきたのを探知するセンサーが有効です。
照明の必要がない日中には明るさを抑えたり、利用者が訪れたときのみ照明がつくようにしたりすることができるようになります。

調光のお役立ち情報について

自動販売機にこのような機能があることによって、いくつかのメリットが生まれます。
消費電力を減らす省エネ対策という点ではもちろんですが、気になる費用の面もご紹介しましょう。

まずはどなたでもイメージしていただきやすい、消費電力とそれにかかる費用を抑えられるというポイントです。
自動販売機を運転する際、1台につき月々約4,000~5,000円前後の電気代が発生します。

必要な電力は商品を冷やしたり暖めたりしているモーターと、商品を照らす照明を運転させるために発生しているのですが、このうち唯一必要に応じて調節することができるのが照明です。
調光システムのついていない自動販売機であれば、電気代は売り上げに関わらず発生する固定費用となってしまいます。

しかし、利用者や時間帯に応じて照明が自動で調節されれば、売り上げに応じて電気代をより効率よく抑えられるということになります。
売り上げのある自動販売機ほどこの機能が有効であるといえますね。
また、照明の稼働時間を短くするということは、使われている蛍光灯自体の寿命を延ばすことにもつながります。
これによって、本体の維持にかかるコストをさらに抑えることが可能です。

このように、調光システムにはコスト削減というメリットがあるということを覚えておきましょう。

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