ダイドーコーヒーとは
2016/06/10
「ダイドーコーヒー」
は、ダイドードリンコが販売するコーヒー飲料の総称です。
1975年の高度成長期に
「ダイドーブレンド」
が発売されました。
コーヒー豆の麻袋をイメージした柄のショート缶で、斜に黒、オレンジ、緑、黒の順の配色でリボンのような帯がワンポイントで入っています。
そこに重ねるように社名や商品名が記載されています。
当社は社名であるを
「DAIDO」
とローマ字表記でした。
その後国際競争時代に突入する1984年に社名がダイドードリンコ株式会社に変わりました。
それを機にパッケージの記載も
「DyDo」
に変更しました。
それから約40年の長きにわたり販売されているロングセラー商品です。
現在のデザインにはコーヒー豆があしらわれており、発売年である1975年の表示も追加されました。
最近ではデミタスやバリスタなどのいろいろな種類が発売されるようになりましたが、基本的に
「ダイドーブレンド」
という主軸は変えずにそのシリーズの派生として追加されています。
このコーヒー飲料は、主に自販機商品としてのみ扱われています。
よって、店頭販売はあまり積極的に行われていません。
自動販売機のみで買えるブランドという方針を変えずに守り続けています。
ダイドーコーヒーのお役立ち情報について
ダイドーブレンドは現在13種類のレパートリーがあります。
ブレンドだけではなく、デミタスコーヒやキリマンジャロ、アイスにアメリカンまで揃っています。
特に注目なのは世界一のバリスタが監修したシリーズです。
2013年のワールドバリスタチャンピオンシップで優勝した ピート・リカータ氏が監修を行っています。
自販機商品では異例の事態です。
使われている豆は選び抜かれた5ヵ国のものを使い、それぞれを4段階に焙煎して20種の焙煎豆を作り上げてそれを均一の品質になるようにブレンドします。
缶の形状にもレパートリーの拡充は進んでいます。
従来のショート缶とは別に開閉可能な蓋つきのものが発売されているものもあります。
ひとときの飲料ではなく携帯できる飲料に進化しています。
大きいものでは400mlと従来の2倍の缶も存在します。
これは運転する人が飲みやすく風味が飛ばないようにとの配慮から作られています。
そのほかには、高級なキリマンジャロ豆を100%使用した商品も人気です。
この商品の独特な点は味だけでなく、缶の形状です。
今までのショート缶とは違いコーヒー樽を模した樽の形状をしています。
金色で横に太いデザインは一目で印象に残ります。