自販機設置のことがよくわかる!

自動販売機に関する情報、用語、データをまとめています powered by オリジナル自販機.com

お~いお茶とは

2016/06/04

自販機商品・お~いお茶は、お茶類や野菜飲料、コーヒー飲料などを取り扱う、東京都渋谷区に本社を置く飲料メーカー・伊藤園によって生産・販売されているお茶です。
伊藤園は特にお茶の中でも緑茶の製造に名高く、その理由としてお茶の国・静岡に設立された会社であるからです。

1985年に発売した緑茶飲料
「煎茶」
が源流であり、4年後の1989年に
「お~いお茶」
として商品名が改名されて現在に至ります。
翌年から1.5リットルのペットボトルに対応したことにより、急速に
「お茶を買う文化」
が広まっていくこととなります。

自販機商品・お〜いお茶は、まろやかなコクと香りを高めるために、専用の厳選された茶葉を用いることによって、上質な旨みを表現しています。
お茶の国・静岡の職人によるこだわりの火入れにより、最高の香り・旨みがこめられています。
お〜いお茶の種類は、ベーシックな緑茶から発展して、味の濃い「濃い茶」や「ほうじ茶」「玄米茶」などさまざまなバリエーションができていきました。「京都宇治抹茶」「玉露」「新茶」などの新しいシリーズや「初摘み新茶」など期間限定商品など、地域や季節特有の味がリリースされており、さまざまな試みがなされています。

お~いお茶のお役立ち情報について

お〜いお茶販売当初の1980年代後半までは、お茶は自宅や会社、野点など決められた場所で飲むものであり、また自作するものとして認識されていましたが、この商品のヒットにより冷たい緑茶が浸透し、
「お茶を購入する」
というイメージ・認識が広まるきっかけとなりました。
日本で、そして世界で初めてペットボトル入りお茶としてリリースされたお〜いお茶ですが、これには伊藤園の社員・研究者たちの苦労の結晶が詰まっています。
緑茶抽出後、2〜3日後に必ず発生する粒状の浮遊物、オリの発生にずっと苦しめられていました。
オリは身体に害はないものの、浮遊したり沈殿したりする粒に見た目が悪く、風味も損なわれてしまいます。
お茶を薄くして香料を使えば解決するものの、お茶の本来の味が損なわれるため、八方塞がりとなってしまいました。

しかし、あらゆるろ過の方法を試し、ついにマイクロフィルターによる完全なるカットと、風味の保持が確立され、販売に踏み切ることができました。
その後も他の飲料メーカーがペットボトルのお茶をリリースするも、追随を許さない王者たる商品となったのです。これにより、緑茶を愛する多くの日本人に、現在も愛し続けられています。

自動販売機の設置なら私たちにお任せください

-飲料商品紹介