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ボスとは

2016/05/11

サントリーボスが販売されたのは、1992年8月です。
以前に販売されていた、WEST缶コーヒーの後継商品として発表されました。
容器に描かれているパイプを加えた人物がシンボルとしていち早く認知され、頭髪のない「BOZU」などといったパロディ商品が数多く登場するほどでした。
また、キャンペーンではシンボルつきの非売品のジャンパーや、折りたたみ式携帯電話やスマホ、ゴルゴ13やあしたのジョー、俺の空の3つの漫画とタイアップしたボス漫が話題を集めました。
シリーズ商品であるボス レインボーマウンテンでは、ハリウッド俳優のトミー・リー・ジョーンズを起用、宇宙人ジョーンズが不可思議な日本人を調査するストーリーが注目されました。
サントリーは、缶コーヒーの開発期間が6~8ヶ月のところを20ヶ月かけ、完成度の高い風味を目指しました。
当時は、250ml缶コーヒーが主流でしたが、一般的な缶コーヒーよりも60mlほど少ない、190ml缶をメインに据えることで飲みきりやすさを追求しています。
1000種類を超える試作品を作られるなか、ヘビーユーザーである体を動かす労働者層の疲れを癒やす十分な甘さを優先したことが成功につながります。
発表後にはヘビーユーザーに加えて、オフィスワーカーなどからも支持を獲得し、自販機商品の定番となりました。

ボスのお役立ち情報について

サントリー ボスはシリーズ商品が豊富です。
販売当初は、190ml缶のスーパーブレンドやカフェオレ、250ml缶のブレンドとミルクテイストが発表され、支持を獲得すると、新たな派生商品が続々と投入されます。
自販機商品向けやコンビニ向けに、30種類を超える商品がラインナップされており、商品ごとに風味のコク、のどごしのキレ、クリーミーなミルク感、苦味の強さ、香りの強さ、甘みの強さが異なります。
コクを重視したプレミアムシリーズ、豊かな香りとコクのレインボーマウンテンシリーズ、3つの産地の深入り豆をブレンドしたトリプルブレンド、高級豆をブレンドしたコクと微糖が特徴の贅沢美糖、北海道産生クリームと厳選牛乳を使ったカフェオレ、コクと雑みの少なさが特徴のブラック、苦味と甘さ控えめのアイス専用の地中海ブレンド、なめらかな口当たりを重視したシルキーシリーズ、贅沢な生クリームを使った とろけるココア、過程でミルクと割るだけで簡単にカフェラテが楽しめるホームエスプレッソ・ラテミックスシリーズ、とろける風味と十分さ甘さが特徴のとろけるカフェオレ、早朝寝起きに楽しめる朝の微糖などの他にも、コンビニ限定のホワイトラテ、ダークプレッソ、紙パック入りに贅沢アイスコーヒー、などが販売されています。
これ以外にも、特定保健用食品のブラックとグリーンも販売されており、商品ラインナップは極めて豊富です。

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